朝もや立ち昇る曲沢沼　早朝は初めて

２０２５年１０月２３日に撮影。裏磐梯の曲沢沼。以前に載せたのは、新緑のころの曲沢沼。紅葉の時期にも何度も来たが、撮影の都合上午後に来ることが多く、どんなに朝早くても午前１０時ころだった。今回は念願の朝　日の出前後。到着は朝６時半頃。もう人がいた。びっくり。６時台前半は、まだ光が差し込まず、朝もやは湖面のすべてから立ち昇っていて、後ろの木々の紅葉は、うっすらと見えるくらい。今朝は冷え込んでいる。朝日が湖面に差し込み青空が見える。一直線に湖面に光が差し込む。朝もやがどんどん消えていく。美しい。昨日の地蔵沼といい、今朝の曲沢沼といい、素晴らしい一瞬にめぐりあわせてもらい感謝。以前湖面に残っていた木の切り株は、ほとんどがなくなってしまった。１０年から１５年で景色も変わっていく。以前撮った切り株だけに光があたっている光景はもう撮れない。スポーツ写真は、一瞬を切り取る。風景はそこまでではないが。しかし数年に一度撮りに来られるかどうか、その時の天候や光線の入り具合や風の強さ、そして紅葉や花の色づき、そして何よりも、そこにあった木は今もあるのか？　そんなことを考えると風景写真も二度と撮れないことも多いのかな？と考えるようになってきている。

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