蔦七沼 蔦沼 視界良好 青空映す新緑の沼
蔦七沼 鏡沼の続き。撮影は2022年5月17日。鏡沼から5分程度か。それほど歩かずに蔦沼が見えてくる。さらに少し歩くと木でつくられた見学用の大きな展望デッキがある。たぶん紅葉真っ盛りの時には、ここにずらりと三脚がならぶのだろう。ひょうたん沼から歩いてきた場合は、ここが最後の沼になる。ほとんどの方は、蔦沼からひょうたん沼に向かうようだ。今まで見てきた沼との違いは、大きいことと樹木に囲まれてはいるが大きく空が見えて開放的な雰囲気だということ。沼全体の左手奥にそびえる山は、標高1298mの赤倉岳。山頂下で起きた火山活動により大量の土砂がこの付近まで押し寄せ、蔦沼をはじめ多くの沼が作られたと表示板に書かれてあった。赤倉山には、まだ残雪があった。デッキには30分ほどいたが、出会った方は数名。新緑の時期は、穴場だ。蔦七沼というが、この遊歩道で回れる沼は六つ。もう一つの赤沼という沼はこのコース上にはない。途中に案内板があって次のように書かれてあった。「赤沼・松森に至る道は、一般の登山者向けに整備されているものではなく、管理者がおりません。通行にあたり万一、事故が発生しても責任を負いかねますのでご注意ください。」(十和田八幡平国立公園管理事務所と三八上北森林管理署の表示板) 今回は蔦七沼のうち赤沼を除く六つの沼を回った。ひっそりとたたずむ森の中の沼達をゆっくり見て回った。