蔵王 片貝沼
令和3年10月7日(水)の写真。蔵王の片貝沼。蔵王エコーラインを遠刈田温泉から車で上る。1000mくらいまではほとんど木々は色づいていない。そして標高が高くなってくると霧の中を通行することになった。道路も数メートル先がやっと見えるくらいだ。写真どころではない。ところが峠を越えて蔵王温泉の方に下っていくときれいな青空が見えてくる。まさかの青空。これが山の天気。中央ロープウェイの駐車場もすんなり入れた。コロナの悲惨な第5波の緊急事態宣言が解除されてまだ間もない。まだ人もそれほど多くないのか? やはりエコーライン全体が紅葉しなければ、それほど人は来ないのか? ロープウェイには、10人程度しか乗っておらず、ソーシャルディスタンスが確保されていた。温泉駅から頂上の鳥兜駅までも見ごろにはもう一息というところか。鳥兜駅は1337m。さすがにこまで来ると紅葉も見ごろだ。トレッキングコースを歩いて片貝沼まで行こうと決めていた。コースは整備されていて林間の中を歩いていく。わかりやすい道で迷うこともない。15~20分程度歩くと東屋が見えてきた。もしこの東屋に片貝沼の表示がなかったら通り過ぎてしまっていただろう。よくよく見ると沼らしきものが見える。背の高い草をかき分けていくと沼のほとりが見えてきた。青空ものぞいてきた。静かでいい沼だ。ゆっくりと撮影。妻は、「風がどこにいるかわかる」と言っていた。とてもいい沼だ。